英国メーカーのアジアンタイヤ DAVANTI DX640が期待以上のハイパフォーマンス
中古でMINIクロスーバーを購入した際にタイヤのヤマがありませんでした。契約前にCooperというメーカーの新品タイヤを付けてくれるということでしたが、どうせなら、英国メーカーということでちょっと気になっていたDAVANTI DX640にしてほしいと伝えて取り付けてもらいました。
DAVANTIはイギリスのタイヤメーカーですが、生産自体は中国なので、いわゆるアジアンタイヤです。
そのラインナップの中で、DX640はスポーツ系にタイヤに当たります。
正直に言うと、アジアンタイヤへの不安はありました。ただ、実際に車に乗ってみると、その印象はガラリと変わりました。
このタイヤは非常に敏捷で、クイックなハンドリングを実現しています。これは車自体の性格にも関連しているかもしれませんが、他のユーザーレビューも同様の良い感想を述べており、このタイヤがその特性を持っていることが確認できました。
サイドが弱く、タイトなコーナリングでは、グニャっとなる感覚があるという話も聞きますが、そこまで攻めないせいか、私は気になりません。ちなみに空気圧はXL規格ということで、300kPaが推奨のようです。そこまで入れるとさすがに跳ねる感覚があったので、私は280~290kPaで乗っています。
一部では安価なアジアンタイヤで、「快適な乗り心地」を提供できないという話も聞きますので、この点も心配でした。そもそも、MINI自体が足回りが硬めで乗り心地が良くないと言われていますので、安いアジアンタイヤだと更に酷いものになるのではないかと。しかし、この点に関しても心配は不要でした。
MINIを購入して1万キロほど走行した後に、サスペンションをビルシュタインに変更したのですが、その際に乗り心地が向上しました。もしもタイヤが悪いものであれば、サスペンションを換えたところで改善されないはずです。そのため、このタイヤは乗り心地が良い部類に入るのではないかと感じました。
静粛性に関しては、車自体がそこまで静かではないため、客観的な判断が難しいですが、私自身は問題ないと感じています。
耐久性についても、5,000kmごとにローテーションを行っていますが、37,000kmで残り3mmとなっており、十分な性能を発揮しています。欲を言えば、40,000kmほど持ってくれたら言うことなしですが、まぁ満足です。
このタイヤの正しく評価をする意味でも、次はミシュランのプレミアムコンフォートタイヤPRIMACY 4を検討していましたが、予算の都合からまたアジアンタイヤにする予定です。DAVANTIが気に入ったので、DX640の後に発売されたスポーツタイヤPROTOURA SPORTが気になっています。
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