MINI R60 運転席ドア内張を外してビビリ音対策をしました
ずっと気になっていた運転席ドア後方からのビビリ音。
きれいな路面では聞こえませんが、荒れた路面を走ると、カタカタと音がしていました。
恐らくクリップが振動しているものだと思いましたが、内張を剥がすのが嫌で敬遠していました。
時間が取れたので、嫌々ながら対策を施しました。
運転席ドア内張剥がし
最初にして最大の難関ですね。
道具はこちら、リムーバーとトルクスドライバー。
以前後席ドアの内張を剥がしましたが、硬くてなかなか外れませんでした。
さらに壊してしまいそうで力を入れてこじ開けるのに結構勇気が要ります。
後席ドアからの気になるビビリ音をDIYで直す
https://www.ilovemini.blog/maintenance/471/
それと、R60の前席ドアの内張外しに関して情報が無くて困りました。
R56などはGoogleで検索をかけるとすぐ出てきますが、R60は見つけられませんでした。
とりあえず、隙間にプラ製のリムーバーを突っ込んでコジコジすると、上下と前方のクリップはすぐに外れました。
しかし、中央から車両後方側がどうしても外れません。
プラだと折れそうなので、金属製のクリップクランプを使ったら、内張に傷が入ってしまいました。
ショック!
隙間から、内部を覗いてみると、中央部分がしっかりとくっついています。
どうやら、ドア中央のパワーウィンドウ操作部あたりにネジなどがありそうです。
調べてみるとやっぱり、メクラプレートがありました。
このプレートを外すのにも一苦労。
小さめのリムーバーで悪戦苦闘しながら、ようやく取れましたが、お陰でこちらも傷が…。
はぁ~、だから嫌だったんだよね。
プレートを外すと、出てきました。
お約束のトルクスネジ。
トルクスネジを外し、パワーウインドウ操作部を取り出します。
操作部を取り出す際はコネクタが繋がっているので注意します。
これも外しておきます。
すると、今度は2本のトルクスネジが出現。
この2本のネジを外して、ようやく内張が取り外せるようになったはずです。
えいっと、内張を引っこ抜こうとすると、あれれ?まだ外れない。
引っ張ってもダメならと、試しに上へ持ち上げてみると、あら不思議、外せましたー!
最後まで抵抗してたのが下の写真の2ヶ所です。
外してからわかりましたが、この2ヶ所は引っ張るんじゃなくて、上にスライドさせて外す仕組みです。
そりゃ引っ張ってもなかなか外れないわけです。
あと、クリップが1本だけ破損していました。
まぁ、1本なら問題ないかな。(新しいのを買って後で付け直すのがめんどい)
追記:やはり異音の元になったので、後日付け直しました
https://www.ilovemini.blog/maintenance/2063/
→ MINI R60 再び運転席ドアからのビビリ音対策
クリップ部分に振動対策
試しにクリップを摘まんで揺すってみると、カタカタと音がします。
これは正しく、気になっているあの音。
他の部分も点検しましたが、クリップ以外に音が出そうな箇所は見当たりませんでした。
やはり、クリップが原因のようです。
振動対策には、日東ニトフロン粘着テープを使用しました。
モーター、リード線の結束に使う耐熱性に優れたシリコーン系粘着テープです。
ドアの中がどのくらい高温になるのかはわかりませんが、耐熱テープの方が安心かなと。
下の写真のような感じで、カタカタと鳴らないように固定していきます。
また、超強力にくっついていた2ヶ所もこの通り。
クリップ部分が回るようにニトフロン粘着テープで固定します。
プロのお仕事じゃないので、こんなもんです。
かなり汚い(汗)
あとは、配線とドアロックの棒に注意しながら、元に戻して終わりです。
フロントスピーカーの端子がすぐに抜けちゃう(ツメ折れてる?)ので、取付し忘れないようにしないと、スピーカーから音がでなくなりますのでご注意を。
試乗
作業後に試乗してみましたが大成功です。
ガタガタ道でも、全くビビリ音が出なくなりました。
苦労の甲斐がありました。
ただ、内張とメクラプレートの傷が…(涙)
金属製のクリップクランプは絶対使っちゃダメ!
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